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魚のための「場」の研究 魚病細菌培養テスト [魚元気 最新情報]

科学の世界で「場」の理論などとよく言いますが、例えば温度・湿度・PHなどの環境場から、電場・磁場・量子場・陽子場 などなどいろいろなファクターが「場」を形成しているようです。


産業の分野では、理論はともかく、どのように現場で活用され、どのような効果が期待でき、どれだけの経営メリットがあるかが一番重要視されます。


例えば

サンビオを長期間使用しておられる養殖場のオーナーや現場長の方々から、
鯛のエドワジエラが少ないような気がする。
ヒラメのエドワジエラの歩留まりが良くなった。エサ食いが・・・
シマアジの歩留まりが、成長が・・・・・
などとよくお聞きしますが、


密封されたシャーレの中が魚の細胞の中だと仮定すれば

以下 魚病細菌培養試験(M魚病研究室)です。

26魚病生菌発育阻止テスト1.jpg

左から  スロレプトコッカス    エンテロコッカス   エドワジエラタルダ
各シャーレ共に    左  試験区   右  対象区     
左試験区には、サンビオ機能水(オルメクとランタム)で細菌を培養し寒天培地に接種。
右対象区は、精製水他で培養し寒天培地に接種。


結果として
すべての試験区では、各魚病細菌ともに繁殖が抑えられ、対照区では強く繁殖し多くのコロニーを形成した。
試験区は魚病細菌の繁殖しずらい「場」であり、対照区は魚病細菌にとって繁殖しやすい「場」であると考えられる。

体細胞内がこのような「場」になれば、抗病力も上がるのではないだろうか。


実際の漁場では、環境水中にも魚病細菌は蔓延しているだろうし、また保菌した稚魚の導入などもあるだろうから、いつも魚は、魚病細菌にさらされているといってもいいだろう。よって、インビトロの密閉された環境の中での試験データが、即現場で全く同じに再現されることはないとおもわれる。


しかし、現場で言われている歩留まりの向上やFCRの向上、鮮度の向上  などは、

細胞レベルでの「場」の変化によって、細胞(諸器官)が本来の代謝生合成の機能を発揮できるようになり、例えばホルモン合成力や免疫機能などが向上した結果と考えられるのではないだろうか。
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